肝臓は『肝心かなめ』といわれているように体の中で最も大きな臓器でその働きは糖質、たんぱく質、脂質の代謝機能、解毒機能、胆汁の排泄機能、造血作用など重要な役割を果たしています。肝臓の機能が悪くなると体全体に影響が出てきます。
ここでの食事は、普通食に準じてバランス食を基本に、一般成人を対象として主食に主菜1皿、副菜2鉢を揃えて1食分を提案しています(但し、C型肝炎は対象としていません)。肝臓をいたわりましょう。
【肝臓にやさしい食事(主菜)】
(25分 134kcal 1.1g)
体に良い脂肪や脂溶性ビタミンを多く含む鮭を、あっさり味のホイル焼きにしてみました。
【肝臓にやさしい食事(副菜)】
(15分 107kcal 0.7g)
ほうれん草ときのこに油揚げを加えたサラダです。ほんのりごまの香りが食欲をそそります。
【肝臓にやさしい食事(副菜)】
(30分 48kcal 1.1g)
シンプルな料理が大根のおいしさをひき出します。
【肝臓にやさしい食事(主菜)】
(20分 32kcal 1.1g)
肉の旨味を卵の衣でとじ込めた、香り焼きです。
【肝臓にやさしい食事(副菜)】
(30分 96kcal 1.6g)
ひじきとれんこん、食物繊維たっぷりの煮物です。
【肝臓にやさしい食事(主菜)】
(20分 32kcal 1.1g)
白菜のほのかな甘味とあさりの旨味が絶妙なマッチング。
高脂血症はコレステロール、中性脂肪(トリグリセライド略してTG)など血清中の脂質が増加した状態をいい、動脈硬化をひき起こします。
遺伝体質や運動不足、偏食、食べ過ぎ、長期の飲酒などの生活習慣が高脂血症の原因となります。治療の基本は食事療法です。コレステロールの多い食品や油の摂取を控え、1日1食は魚料理にし、食物繊維を十分にとることが大切です。これから提案するメニューはおすすめ献立を含め1食、650kcal以下、脂質20〜25%、食物繊維7以上コレステロール100mg以下です。食生活の改善を心がけましょう。
【高脂血症にやさしい食事】
(25分 177kcal 1.0g)
あっさりした春さばの旨味を和風ハーブが引き立てています。緑黄色野菜のししとうと一緒にお召し上がりください。
【高脂血症にやさしい食事】
(15分 166kcal 1.3g)
卵の量が少なくても、長芋のすりおろしで、やわらかくふんわりとした、あっさりオムレツが作れます。
【高脂血症にやさしい食事】
(30分 263kcal 1.8g)
じゃがいも、野菜がたっぷりの肉じゃがです。副菜、汁と合わせて高コレステロールの方にも安心して召し上がっていただけます。
【高脂血症にやさしい食事】
(30分 163kcal 1.3g)
魚の特有の臭いも、ごぼうの風味でやわらぎ、おいしくいただけます。
【高脂血症にやさしい食事】
(20分 234kcal 0.8g)
淡白なササミに香りとこくをプラスした揚げ物。意外とコレステロールは控えめです。
【高脂血症にやさしい食事】
(20分 95kcal 1.2g)
レモンの香りと酸味でさっぱり、おいしくいただけます。
生活習慣病は食事との関連が深く、その中でも高血圧症、脳卒中、虚血性心疾患などはナトリウムの摂取過剰に気をつけることが大切です。一般に食塩の1日摂取量は10g未満を目標とされていますがこれから提案するメニューはおすすめ献立を含め1食の塩分は2.5gです。 塩分を控え、うす味を心がけましょう。
【塩分控えめの食事】
(25分 123kcal 1.1g)
たっぷり入った根菜と豆腐の素朴なごま風味の生きたお汁です。熱々をどうぞ!
【塩分控えめの食事】
(25分 233kcal 1.1g)
EPAたっぷりの鯖を牛乳に浸して生臭さを取りムニエルにしました。
【塩分控えめの食事】
(20分 241kcal 1.1g)
豚ももうす切り肉をソテーして、野菜とさっと煮込むだけで、ボリュームも栄養もたっぷりの一品になりました。
【塩分控えめの食事】
(25分 215kcal 1.2g)
かぶと柚子のほのかな香りで上品な味を楽しめる温かいメニューです。
【塩分控えめの食事】
(25分 260kcal 1.5g)
セロリー、ローリエの香りと、ワイン、にんにくのこくで、うす味のクリーム煮がひきたちます。
【塩分控えめの食事】
(25分 163kcal 0.6g)
きんめだいを使って野菜を添え、レモン味でさっぱりといただく低塩メニューです。